家の形にも家相というものがあります。
一般には張り欠けと呼ばれるもので
張りは四角い平面に対して東西南北のどこかに
出っ張りがある間取りのことです。
逆に四角い平面に対して一部がえぐれている間取りが
欠けのある家と呼ばれるものです。
家相的に張りと欠けに関しては出っ張りの張りは吉相で
一部がえぐれている欠けは凶相となります。
理由として欠けは風雨などの行き止まり
強く当たる部分を作り出しやすいということです。
屋根の形状も複雑になることから
家が傷みやすく雨漏りのリスクが高まるということです。
立体的にもでっぱりよりくぼみのほうが
雨の侵入を受けやすいといえるでしょう。
構造的にも四角い平面に付け足された箱、
立体は支えになってプラスの影響はあるとしても
平面の一部が欠けるとなるとそこが弱くなって
バランス的にも均等に力が伝わらないので
グラグラと動きやすい構造になるといえます。
家の張り欠けは風水や家相的な迷信ではなく
耐久性を維持するために一度は気にして損はないことです。