仏間と神棚の方向について

日本の住宅の間取りには和室という空間があります。

最近では和室を作らない間取りというのも多くなってはいるのですが、
4LDKの住宅の多くはは寝室とリビングに接して和室があるというスタイルも
未だに主流になっております。

そして和室には床の間や仏間が付いていることが多くなっています。

床の間の方向が気になる方も多いと思いますが
床の間の方向は東向き南向きが主流になっています。

必ずその方向ではなくてはいけないということではありませんが、
多くの床の間は北を背にしているか
もしくは西を背にしているということが多くなっています。

仏間も東向きが南向きが多くなっています。

特に仏間は横にトイレを配置しないとか
上の階は仏間を踏まないようにしなければならないなどの決まりごとがあります。

それは仏壇に対しての礼儀であって頭を踏まないようにするのと
横や上に汚いもの配置しないということです。

神棚に対しても同様のことが言えます。

近くにトイレを配置しなかったり上の階にトイレを置かないとか
配置上を踏まないというようになっています。

マンションなどではどうしても上の階を
踏まなければいけないような構造になっていますので
天井に雲などのマークをつける簡易的な方法もあります。

現代ではモダンな和室も多いので決まりごとに
とらわれない間取りも多くなっています。

書斎を鬼門に配置しても良い

住宅を新築する時に家相が気になりますという人がいます。

鬼門の北東の方向にトイレや玄関を配置しないということや
洗面所やお風呂などを配置しないとかを気にしていると
なかなか住宅の間取りができなくなってしまいます。

さらに裏鬼門の南西の方にも玄関やトイレ他の水回りを配置していけないとか
キッチンを配置してもいけないとか言われると
いろんな部屋が配置できないところができてしまいます。

それでも全部網羅することは無理なのですが、
鬼門の方向に配置してもも良い部屋というのはあります。

それが書斎になります。書斎のスペースは暗くてもよく
本が色あせなかったりしてメリットもあります。

タブレットの時代になった今でも少し暗くてこもれるような部屋の方が
書斎としては向いていたりします。

逆に南側の明るい部屋なのに配置した場合、
暑くて勉強や仕事どころではないと言った感じになるので
北側の方が書斎向きであると言えます。

家相気にしすぎて間取りができなくなった時は
こういった暗いところでも良い書斎のような部屋を
北側に持っていくようにすると間取りが作りやすくなります。

書斎を配置するとさらに良いのが、
会社の仕事を持ち帰ったり、あるいは仕事をしなくても
趣味の部屋を持つことで収入がアップするといわれます。

そしてさらに会社でのポジションがアップするというのがあります。

給料などの収入に反映するので、
金運アップするスペースが書斎と言われています。

快適な書斎を作るのに鬼門の北東の方向でも良いということなので
積極的にそちらの場所に書斎を配置してもよいでしょう。

キッチンを配置するのに良い方位

一般的に良いとされるキッチンの位置は東側になります。

南側や西側に配置されると温度が上がりやすくなることから
物が腐りやすくなると言うことから避ける方角になっています。

特に南西の裏鬼門の方位は温度が上昇しやすくものが腐りやすいので、
キッチンを配置する場所としては避けられる位置になってます。

また、鬼門の北東方位は冷えやすいことから昔は避けることが多くありました。

現代では断熱性能も上がり暖房設備なども整っていることから
北東の鬼門方位をかけなくても間取りをすることが多くなっています。

現実にキッチンまで鬼門や裏鬼門の方位を避けていくということをする
と間取りを整理されることが困難になるために
そこまでフォローできないということもあります。


(TOTOの除菌水機能付きキッチン)

寒さに対しては床暖房などの設備もありますので
最近では自由に配置できるといったところです。

暑さに対してはエアコンなどの設備も整っているし
また冷蔵庫などの設備もありますので
急激に物が腐るということも避けられるようになっています。

またキッチンに除菌をする性能なども整ってきていることから
食べ物が腐るとか、細菌が繁殖するなどのことも少なくなりつつあります。

ですのでキッチンを配置してはいけないという方角も
そんなには限られないというのは現場です。

一般的には日当たりの良い位置にはくつろぐ空間を配置するので
キッチン本体を1番良い日当たりの場所に置くというのは現実的ではありません。

涼しく風通しの良い場所家エアコンをつけている場合でも
環境の良い場所で細菌の繁殖しにくい場所というのが
キッチンに適している場所といえます。

なぜ日本に鬼門という言葉が浸透したのか?

家を建てるときに家相というのが気になっている方も多いと思います。
家相の中で特に気になるのが鬼門という方位や裏鬼門という方位です。

鬼門の方は北東の方になります。
裏鬼門の方位は南西の方になります。
鬼門とは逆の方向になります。

鬼門が日本に伝わったのは中国からです。
中国では北東の方角から敵が攻めてくるってことがあり、
不吉であることから嫌われる方位になっていました。

現代でもあまりうまくいかない場所や方角のことを
自分にとって「あの方向は鬼門だ」「あの場所は鬼門だ」
などということがあります。

なぜ、中国の言い伝えが日本にこれだけ浸透したのでしょうか?

日本でこれだけ鬼門や裏鬼門というのが気にされるようになったのは
日本の国土の形に理由があります。

日本の地図を見ると北東の方角と南西の方角に長く伸びているのが分かります。
鬼門の方位は北東で裏鬼門は南西ですから
現在地から見えて、自分のいる場所以外はの北は鬼門、南はすべて裏鬼門になります。

陸上では戦国時代にかかわらず敵が攻めてくる方位は
必ず北東や南西の方位になるのです。

そこで中国から伝わった鬼門という考え方がぴったりあいました。
日本で浸透してくるのには日本の国土の形状に非常に関係があったということです。

現代では鬼門の方位から敵が攻めてくるということはありませんが、
あまりいい印象ではない方角不吉な方角として伝えられるようになりました。

家相は現代でも気にしなければいけないのか?

家を建てるときに家相気にしなければいけないでしょうか?という疑問があります。

普段全く気にしなかったことでもいざ家を建てるとなると
家を建てるときに家相が悪いと言われると気になってしまうものです。

例えば鬼門と裏鬼門についてですが、鬼門というのは北東の方向のことを言います。

中国から伝わった言い伝えで鬼門の北東方向から敵が攻めてきたことから
忌み嫌われる方向として言われるようになりました。

現代の日本でも「あの方角は自分にとって鬼門だ」など使われることがあります。
一般的にはうまくいかない方角とかよくない場所や苦手な方位のことを言います。

日本に伝わってから鬼門というのが違った意味になって
鬼門にトイレを配置してはいけないとか玄関を配置してはいけないなど
家に対するほかのことがのことが加わってきました。

それは水洗トイレではなかった時代に鬼門の北東方位や裏鬼門の南西の方位に
汚れたものや腐りやすい物を置くといけないということや
寒すぎると体に悪いなどの影響でお風呂やトイレなどを配置しないようにしたものです。

現代では家の断熱性能も上がり温度差によって体調が悪くなるということや
浴室やトイレと一般的な部屋と著しく温度が違うということはありません。

ですが未だに鬼門の方位に玄関を配置したりトイレが配置したりしてはいけない
と書籍などを通じて伝わっているという次第です。

家相にはもう一つ張りと欠けなどの家の形状についてのことがあります。

家の形状に欠けがあると屋根形状も複雑になってしまうので
雨漏りのリスクもある住宅になる恐れもあります。

またくぼんだところがあると風圧や吹き溜まりが生じる影響で
それだけ外壁の傷みが早く起きてしまうということもあります。

構造的にも四角いバランスの取れた家の間取りの方が安定するというのはあります。

地震や台風などの影響をより受けにくいようにするのに張りや欠けなどの家相を
踏まえておくことは家づくりにとっては今でも有効な手段と言える言います。

鬼門や裏鬼門などの方位については気にしすぎると間取りが出来なくなってしまうので
地震や災害に強い張りや欠けのない家ということには気をつけるのが良いでしょう。

家相 根拠

家相というのは大きくは二つあります。

それは方位の問題と家の形状の問題になります。

方位の問題については、
玄関の方位とトイレの方位について気にされる方が多いようです。

特に玄関の方については、鬼門を避ける。

北東の方位を避けるというのが言われます。

鬼門が嫌われるようになったのは、
中国から日本に伝わる前からの話です。

中国では北東の方位から敵が攻めてくるということから、
北東の方位が嫌われる方位になってました。

日本に伝わる頃には別の意味に変わって
もはや敵が攻めてくるから嫌だとか
そういった意味ではなくなってきました。

例えば日本では季節風が吹きますからそれも加わってきています。

北東の方位から冬は厳しい風が吹いてくる地方も多くなってきます。
そのため北東方位が非常に冷えるということから、
体調管理の上で嫌われる方になったとか、
玄関から寒気が一気に入り込むということから嫌われる方位になっています。

家の張り欠けについてですが、
凹凸のない真四角な住宅の方が良いとされてきました。

これについては現在でも参考になることになります。

家相の根拠としては十分に現代にも通じます。

正方形や長方形の間取りにおいては
屋根形状が非常にシンプルになるということから、
雨漏りのリスクの少ない屋根形状にすることができます。

現代においてはゲリラ豪雨や記録的な雨量の台風など
災害に対する意識も高まっているところです。

ですから必要以上に雨漏りのしやすい屋根の谷を作るのは
避けた方が良いと言われています。

また地震が多い日本においてはバランスの悪い建物というのは
耐震性も問題が生じてしまいます。

できるだけバランスの良い建物にして、
耐震性を高めた状態にするのが日本の住宅として好ましいと言えます。

まとめると、優先順位としては張り欠けのない方が
家相の根拠としても現代でも住宅としては重要だと言えます。

家相とは

家相がなぜ現代まで重視されるのか?

それは、リスクが少なくなるからです。

家を長持ちさせるためには、凸凹がないほうが良いです。

なぜならば構造的にシンプルなほうが耐久性が高く
シンプルな間取りのほうが屋根形状もシンプルで
雨漏りのリスクが軽減されます。

鬼門というのは北東の方位のことを指します。

中国の言い伝えで悪い方位の起源は
北東から敵が攻めてくるからというものです。

それが言い伝えになって今に残る理由は
なぜだと思いますか?

いまは敵は攻めてきません。
戦争状態ではないから。

それでも鬼門の北東は冷えやすく、
南西の裏鬼門は想像より室内の気温が上がります。

そこで家相と言うジャンルを使いながら
命の危険がある間取りやゲリラ豪雨で雨漏りするような家を
避けた方が良いですよ、と

説いているわけです。



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プロフィール

一級建築士、住宅設計を主に手掛けています。設計に携わって30年、家相とか風水はあてにすると根拠も薄く面倒ですが、邪魔にすると失敗することもあります。施主の要望で風水や家相はいやというほど学びました。調べた結果、バッサリ切り捨てるほどうそでもないです。現代の住宅でこのぐらいは押さえておきたいということを真剣に解説します。家相や風水のとらえ方の参考になれば幸いです。

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