やってはいけない 家相

家を新築する時に家相を気にされる方がいらっしゃいます。

一般的にやってはいけない 家相というのは
トイレが鬼門方向にあったり 玄関が鬼門方向にある
あるいはトイレが裏鬼門にあったり、
玄関が裏鬼門にあるなどの間取りがあります。

鬼門というのは 北東の方向になります。
裏鬼門というのは、反対側の南西の方向になります。

昔はトイレは水洗ではなかったので腐敗しやすいなどの条件があって
裏鬼門の南西が良くなかったり
あるいは 今ほど断熱性能が良くない家だったので
トイレが急激に冷やされて ヒートショックなど
温度差で心臓や体に負担かかってしまって
健康を害してしまうといったことがあったようです。

現在では 断熱性能が良かったり
トイレはバストイレ キッチンなども衛生状態の良い仕様になっているので
問題はないとも言えます。

また階段なども 窓のある外側に設けるっていうのが
良い家相と言われてました。

光の入らないところ、家の中央に階段を置くのは
良くないとされていましたが
現代では自動で電気がつくなどの仕様があるので
階段を踏み外すということもなく
悪い家相というのも 限定的になっているものだと思います。

現代では気にする人がいなくなったとはいえ
悪いことが起こるといわれてしまうと
気になってしまうのが家相になります。

欠陥住宅

欠陥住宅とは契約通りの性能を持っていない家のことで
床や傾く、構造の性能が悪く倒壊する
雨漏りなどのわかりやすい問題もあります

天井や壁のひびなどは目で見てわかりますが
構造的に弱いなどは分かりにくいです

鬼門の北東や裏鬼門の南西に欠けがある間取りや
開口部の多い間取りなども
構造的なひずみがあり
家相もあながち迷信とも言えません

契約通りの性能を持つ住宅であるのはもちろん
間取り作成時に危険がないこと

危険な土地ではないこともハザードマップで調べる必要があります

欠陥住宅 後悔

欠陥住宅の代表的な事例で雨漏りがあります。

雨漏りの主な原因は複雑な屋根形状にあります。

屋根形状を大きく左右するのが間取り、
平面形状がシンプルな住宅であれば屋根はシンプルになり
複雑な形状になればより屋根は複雑になります。

シンプルな形状ほど施工ミスが起きにくく
雨風の不測の雨の侵入のリスクが軽減します。

住宅の平面形状に大きくかかわるのが
間取りの張りや欠けの凹凸になります。

凹凸にも吉凶があり、鬼門や裏鬼門の張り欠けが悪いといわれます。

北東の張りや欠けが悪いとされるのは
北からの雨風の親友に対しての建物の形状のこともあります。

間取り作成の時点で不具合のありそうな複雑な形状を避けるのも
欠陥住宅を避ける大きな一因となります。

空き家が隣にあると家相が悪くなる

空き家が隣にある場合、家相に影響する可能性があるかどうか?

空き家が隣にあると陰湿な空気が止まりやすくて環境悪化させると言われています。

これは実際には防犯的な面とか、
例えば 不審火とか火事などの災害の可能性が高くなるとか
人の目が行き届きにくくなるので防犯面で不安とか
様々な面で障害があると言います。

例えば隣に人が住んでいれば
人の目が行き届きやすくなるということになるし
人がいなければ何かしらの不審火とかの
可能性があるということになってきます。

陰気な空気が流れてくるっていうのは
健康に悪いというのもあります。

手入れの行き届いてない家の空気、
カビ臭さとかあと雑草が生えてるとか
そういった影響が出てくることになります。

空き家が古くなってくると家が崩れたり火災の危険などがあるし
特に庭などは1年も手入れしないと様々な雑草、
草木が生い茂って昆虫なども増えてしまうという影響もあります。

家が老朽化するとシロアリ なども増えてしまうので
自分の家にも影響が出てくるとも言えます。

地震に強い住宅、地震に弱い家相とは

最近各地で地震があるので不安に思う人も多いと思います。

日本の住宅では地震に対する強さが重要視されます。

阪神大震災以降建築基準法も改善されました。

地震に悪い間取りというのは バランスが悪い間取りになってきます。

単に間取り形状に凹凸があるということではなくて
偏りがあるかどうかということになってきます。

偏りがあることによって横に力が加わった時に
歪みが生じてしまうので
できることならシンプルで偏心していない、
偏りがない間取りが強いということになります。

また 2階建てよりも 平屋建ての方が1階の柱に
荷重がかかりにくくなるので
比較すると平屋の方が地震に強い住宅といえます。

家相的には張りや欠けができるだけなくて
地震の力が一部分に集中しないということが重要になっていきます。

例えば1つの柱に極端に力がかかってしまうような
空間の作り方とかになると歪みが生じてしまうので
まんべんなく 力が分散するような形状がよいです。

まんべんなく 力が伝わっていくような間取りが
地震 強い 間取りと言えるようになります。

運気が下がってしまうリビングの方位、運気が上がるインテリアの色

「回遊動線」とは、家の中に行き止まりがなく、グルグルと回れるように移動できる間取りのことです1。回遊動線を採用することで、家事や身支度がしやすかったり、ショートカット(近道)ができるなど、暮らしやすい間取りが叶います2。

例えば、玄関からリビングへ、リビングからキッチンへ、キッチンから洗面所へと移動する場合、回遊動線を採用することで、この移動ルートをグルグルと回って移動することができます。このように、回遊動線は家事の効率化にもつながります3。

ただし、回遊動線を採用する場合は、家具の配置や収納スペースの確保などにも注意が必要です4。また、回遊動線を採用する場合でも、無理に採用する必要はありません。自分に合った間取りを考えることが大切です5。

家相風水で悪いとされるインテリアというのは運気を下げたり、家族の健康や仕事に悪影響を及ぼしたりすると言い伝えられているものです。

例えば リビングや玄関の方位や間取りが悪かったり、インテリアの色が 縁起が良くなかったりすると 向きが下がっていくということがあるといわれます。

では どういった方位とか インテリアが悪いのでしょうか?

仮想 風水で縁起の悪いリビングの方位は鬼門に当たる北東の方になっています。

この方位のリビングは寒くて暗くなりやすいので運気が下がると言われています。
また、北西や 南西も北東についであまり良くないとされています。

ですので、リビングがあって縁起の良い方位っていうのは南と東、南東の方角になってきます。

この方位は陽気な気が多くなって、明るく快適に暮らせる 空間になってきます。
家族の信頼関係とか運気もアップするといわれます。

縁起の悪い 玄関の方位は風水でいう鬼門に当たる北東の方位と裏鬼門に当たる 南西の方位になってきます。

これらの方位は玄関になると運気が下がりやすいと言われています。

また 北方向とかの日当たりが悪い方向は金運が上がりにくくなってくると言われています。

縁起の良い玄関の方位というのは 明るい南側とか、東側の明るい気が満ちている方位になってきます。

これらの方位は 玄関は運気が高まって金運も高まってきます。

縁起の良いインテリアを作りたい場合、風水的には方位によって変わります。

例えば 北東方位には黄色とかオレンジがよいとされ、南西の方にはピンクや赤。北の方位では青と白 などが相性が良いとされています。

また、目的に応じて 壁の色やカーテンの色、家具や絵画などでインテリアをつくって行くことができます。

例えば 恋愛運を高めたいなら ピンク、金運を高めたいなら黄色、仕事運を高めたいなら青や緑などを使うというインテリアの方法があります。

色がメンタルに与える効果を狙ったもので、あながち迷信だともいえないものです。

インテリアの色を選びは自分の好きな色とか気分に合わせても良いのですけども、
風水とか 火葬 とか を参考にして運気を上げていくということもできます。

インテリアと方位を気にしながら住宅づくり、インテリア作りをするのもメンタルを健康に保つ1つの方法です。

家相とは

家相がなぜ現代まで重視されるのか?

それは、リスクが少なくなるからです。

家を長持ちさせるためには、凸凹がないほうが良いです。

なぜならば構造的にシンプルなほうが耐久性が高く
シンプルな間取りのほうが屋根形状もシンプルで
雨漏りのリスクが軽減されます。

鬼門というのは北東の方位のことを指します。

中国の言い伝えで悪い方位の起源は
北東から敵が攻めてくるからというものです。

それが言い伝えになって今に残る理由は
なぜだと思いますか?

いまは敵は攻めてきません。
戦争状態ではないから。

それでも鬼門の北東は冷えやすく、
南西の裏鬼門は想像より室内の気温が上がります。

そこで家相と言うジャンルを使いながら
命の危険がある間取りやゲリラ豪雨で雨漏りするような家を
避けた方が良いですよ、と

説いているわけです。



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プロフィール

一級建築士、住宅設計を主に手掛けています。設計に携わって30年、家相とか風水はあてにすると根拠も薄く面倒ですが、邪魔にすると失敗することもあります。施主の要望で風水や家相はいやというほど学びました。調べた結果、バッサリ切り捨てるほどうそでもないです。現代の住宅でこのぐらいは押さえておきたいということを真剣に解説します。家相や風水のとらえ方の参考になれば幸いです。

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