ビルトインガレージと家相

ビルトインガレージのある間取りと家相の関係についてお話ししていきたいと思います。

家の家相を考えるときにビルトインガレージがあるというのはあまり多くありませんが、
ビルトインガレージから濡れずに家に入るという間取りに憧れを持たれる方や、
リビングや書斎などからガレージを眺めながら暮らすという
車好きの方もういらっしゃいます。

ビルトインガレージが家の画像を考えるときに
よくないと言われているのは二つの理由があります。

一つ目は耐震性の問題です。

この問題は住宅部分に比べて壁の量が少なくなるということや
スパンは非常に長くなるということが原因になっています。

1台ごとに柱を設けるなどの対応や梁のせいをサイズアップする方法や
ガレージ部分を鉄骨で作るもしくは鉄筋コンクリートで作るなど
工夫をして強くすることでも問題は解消できます。

二つ目は断熱性の問題があります。

ガレージ部分がある場所の上の階は冷えやすくなってしまうということが起きやすいためです。

対応策としてはガレージの天井部分に断熱を厚く入れておくということです。
2階の床が冷えないように対処していけばこの問題は解決できます。

ですが、基本的には別棟でガレージを作るというほうが合理的で
住宅への構造的な負担もなくなります。

そのため、ガレージは別棟というのが一般的になっています。

ビルトインガレージの問題は風水の問題とは
また違った技術の問題で解消できることですので
家相上良くないということで諦めなければいけない間取りではありません。

駐車場の空気が室内へ入ることも
体調管理の上でよくないので換気窓を設けるなど
間取りには気を付けましょう。



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カテゴリー: 家相 ビルトインガレージ,家相 風水 | Tags: , ,

家相とは

家相がなぜ現代まで重視されるのか?

それは、リスクが少なくなるからです。

家を長持ちさせるためには、凸凹がないほうが良いです。

なぜならば構造的にシンプルなほうが耐久性が高く
シンプルな間取りのほうが屋根形状もシンプルで
雨漏りのリスクが軽減されます。

鬼門というのは北東の方位のことを指します。

中国の言い伝えで悪い方位の起源は
北東から敵が攻めてくるからというものです。

それが言い伝えになって今に残る理由は
なぜだと思いますか?

いまは敵は攻めてきません。
戦争状態ではないから。

それでも鬼門の北東は冷えやすく、
南西の裏鬼門は想像より室内の気温が上がります。

そこで家相と言うジャンルを使いながら
命の危険がある間取りやゲリラ豪雨で雨漏りするような家を
避けた方が良いですよ、と

説いているわけです。



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プロフィール

一級建築士、住宅設計を主に手掛けています。設計に携わって30年、家相とか風水はあてにすると根拠も薄く面倒ですが、邪魔にすると失敗することもあります。施主の要望で風水や家相はいやというほど学びました。調べた結果、バッサリ切り捨てるほどうそでもないです。現代の住宅でこのぐらいは押さえておきたいということを真剣に解説します。家相や風水のとらえ方の参考になれば幸いです。

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