家相 欠け

家相で張りと欠けというのがあります。

欠けというのは正方形の家、長方形の家に対して
一部が欠けている、入り隅のある間取りのことを言います。

欠けがあるとよくないのは迷信と思われる方も多いと思います。
それは間違いで、私は住宅のアフターメンテナンスで
欠けの部分で壁から雨が浸入したケースも見ています。

雨が強く当たる。風が強く当たる日には
でっぱりではなくくぼみに雨風が集中します。
予想以上の水圧が加わると壁の内部まで水が浸透します。

防水紙で止まるとよいのですが
経年劣化で壁の中の防水紙の性能が落ちていると
内部まで水が浸入することになります。

また家の形が複雑になることで
屋根の形状もそれだけ複雑になり
雨漏りのリスクを増やすことになります。

欠けは迷信ではなく屋根や壁の形状が
四角い家よりも風雨に弱くなるということなのです。



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家の間取り集

カテゴリー: 家相 欠け | Tags: , ,

家相とは

家相がなぜ現代まで重視されるのか?

それは、リスクが少なくなるからです。

家を長持ちさせるためには、凸凹がないほうが良いです。

なぜならば構造的にシンプルなほうが耐久性が高く
シンプルな間取りのほうが屋根形状もシンプルで
雨漏りのリスクが軽減されます。

鬼門というのは北東の方位のことを指します。

中国の言い伝えで悪い方位の起源は
北東から敵が攻めてくるからというものです。

それが言い伝えになって今に残る理由は
なぜだと思いますか?

いまは敵は攻めてきません。
戦争状態ではないから。

それでも鬼門の北東は冷えやすく、
南西の裏鬼門は想像より室内の気温が上がります。

そこで家相と言うジャンルを使いながら
命の危険がある間取りやゲリラ豪雨で雨漏りするような家を
避けた方が良いですよ、と

説いているわけです。



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プロフィール

一級建築士、住宅設計を主に手掛けています。設計に携わって30年、家相とか風水はあてにすると根拠も薄く面倒ですが、邪魔にすると失敗することもあります。施主の要望で風水や家相はいやというほど学びました。調べた結果、バッサリ切り捨てるほどうそでもないです。現代の住宅でこのぐらいは押さえておきたいということを真剣に解説します。家相や風水のとらえ方の参考になれば幸いです。

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