家相 欠け対策

家を新築する時に家相というものを気にされる方も多くいらっしゃいます。

この家相というのは古くから日本で信じられていたことではあります。
迷信のように感じる方もいらっしゃいますが
現在も家を建てるときに役に立つ情報の一つであります。

というのはまず第一に張りや欠けなど(出っ張り引っ込み)がある
平面形状状態の家だと屋根は形状に影響してきます。

屋根の形状に影響するということは建物の耐久力に影響してきます。

例えば屋根の形状ですが張り(出っ張り)欠け(引っ込み)があると
凸凹があるとそれだけ屋根が複雑な形状になってしまいます。

複雑な形状になってしまうということは
屋根の形状の一部で雨漏りがしやすくなったり
壊れてしまったりする原因を作ることになります。

壁の形状についても引っ込んでいるところには
風が吹きだまりになり雨が吹き溜まりに集まってしまうことで
経年劣化を早めてしまうということがおきます。

劣化しない状態でもでこぼこのくぼみの部分に庭苔が生えやすくなり
見ために外壁の色を悪くしてしまいます。

そのため家の平面形状については長方形や正方形
シンプルな形にして周囲の風の通りや光を十分に当てられる
そういった配置計画が望ましくなります。

このことで30年40年とメンテナンスを極力しなくても
耐久性が高くなる家を持つことができます。

逆に張り欠けの多い家だと10年以内にメンテナンス費用が発生したり
あるいは10年20年30年の間に大きな出費を招いてしまったりします。

出費の面からも家相の張りや欠けをふまえて新築した方がベターです。

メンテナンスや気候の変動に耐えられる家を作るというのは
現代の中では最も重要なことになります。

というのは 日本においては地震に対しての耐久力が最も重要なことであり
台風そしてゲリラ豪雨なども集中豪雨などに対する強さというのも
新築する際での重要な項目であります。

そのことからも張り欠けのないようにして
自然災害などに備えた平面形状にするということが重要になってきます。

張り欠けを気にする場合に面に対して1/3以下の小さな欠けなどは
屋根の形状や壁の形状に大きく影響しないため無視して良い場合もあります。

例えば玄関ポーチのくぼみや出っ張りなどが
建物の構造計算上ほぼ影響がない場合も多く
出っ張りがあることで建物も構造計算上良くなったり
あるいは耐久性が落ちたりとか言ったことが発生しない場合があります。

その場合は気にしなくてもよいレベルになります。

そして家の張り欠けと同様に注意しなければいけないこと

新築の場合で土地を購入する場合のことです。

避けたい場所については代表的な例としては
北側が斜面になっている場所があります。

北側が日当たりが悪いということで条件が悪いからということです。

条件が悪いということでは周りが高く自分の敷地が低くなっている
これは湿気を呼んでしまうので建物の耐久性が落ちるということと
やはり悪い空気が周辺よりもたまりやすくなって健康面での心配があります。

また、三角形や台形などの変形した敷地も良くないとはされていますが
これについては正方形の敷地を考えた時に余分な部分
三角の部分とかそういったものを庭にするなという使い方をすれば
建物の建ぺい率などを考えると敷地に余裕がある場合はプラスになります。

駐車場や庭に使ってよりゆったりとした比率で建物を建てる
ということができるからです。

斜面になっているに対しても全てが悪いというわけではなく
景色が良かったりすることからは高級住宅街に多く見られます。

環境が良い場合にはプラスに働いてきます。

山側であるので地盤が強いということも多く見られます。

デメリットとしては建築費用が平地に比べて高額になるということがあります。

資金面でのデメリットありますが地盤が強く景色が良く環境が良いということで
高級住宅街によく斜面な立地が見られるということです。

今回は家相というのものが現代においても
重要なことであるということについてお話ししました。



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家の間取り集

カテゴリー: 家相,家相 張り 欠け,家相 欠け | Tags: , ,

家相とは

家相がなぜ現代まで重視されるのか?

それは、リスクが少なくなるからです。

家を長持ちさせるためには、凸凹がないほうが良いです。

なぜならば構造的にシンプルなほうが耐久性が高く
シンプルな間取りのほうが屋根形状もシンプルで
雨漏りのリスクが軽減されます。

鬼門というのは北東の方位のことを指します。

中国の言い伝えで悪い方位の起源は
北東から敵が攻めてくるからというものです。

それが言い伝えになって今に残る理由は
なぜだと思いますか?

いまは敵は攻めてきません。
戦争状態ではないから。

それでも鬼門の北東は冷えやすく、
南西の裏鬼門は想像より室内の気温が上がります。

そこで家相と言うジャンルを使いながら
命の危険がある間取りやゲリラ豪雨で雨漏りするような家を
避けた方が良いですよ、と

説いているわけです。



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プロフィール

一級建築士、住宅設計を主に手掛けています。設計に携わって30年、家相とか風水はあてにすると根拠も薄く面倒ですが、邪魔にすると失敗することもあります。施主の要望で風水や家相はいやというほど学びました。調べた結果、バッサリ切り捨てるほどうそでもないです。現代の住宅でこのぐらいは押さえておきたいということを真剣に解説します。家相や風水のとらえ方の参考になれば幸いです。

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