家相や風水に使う方位は地図の方位と違うのか?

家相や風水、玄関の位置のよしあしを調べる前に、
家相や風水で診断する方位と方位磁石の指す方位との違いを知っておく必要があります。

真北と磁北の違いがあり角度にずれがあるからです。

家相や風水に使う方位は真北(しんぼく)です。
北極点から南極点を結んだ子午線を結んだ地図といっしょの北です。

建築確認申請などの書類や図面も真北を採用していますから
住宅の間取りの図面に記されている北といっしょの方位です。

地図での北の位置は北極点を北にした北です。
北極星が真上にあるのが北極です。

それに対して磁北は磁石が指す北で、
東京の場合真北から7度のずれがあります。

家相で使うのは真北で北極星を北とする地図といっしょの北です。

磁北はカナダの北の北緯78度、西経98度付近にあり、
日本では西側に偏よって補正されます。

磁北は磁石が指す北です。

札幌で9.2°、東北地方で8度 東京・名古屋・大阪で7度、
九州南端で6度、那覇で4.1度 西にずれます。

家相や風水は、地軸や磁場の影響を受けるため
磁北を採用される方もいらっしゃるようです。

人間の体や生活や気象などは磁場の影響を受けると言う考えです。

一般的には真北を採用する方が多数で、
住宅の設計図などに記載されたり申請に使うのも真北でいっしょです。

現地で方位磁石で北を測定してしまうと
7度ずれてしまうので注意が必要です。



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カテゴリー: 家相,家相 方位,風水 2018 | Tags: , ,

家相とは

家相がなぜ現代まで重視されるのか?

それは、リスクが少なくなるからです。

家を長持ちさせるためには、凸凹がないほうが良いです。

なぜならば構造的にシンプルなほうが耐久性が高く
シンプルな間取りのほうが屋根形状もシンプルで
雨漏りのリスクが軽減されます。

鬼門というのは北東の方位のことを指します。

中国の言い伝えで悪い方位の起源は
北東から敵が攻めてくるからというものです。

それが言い伝えになって今に残る理由は
なぜだと思いますか?

いまは敵は攻めてきません。
戦争状態ではないから。

それでも鬼門の北東は冷えやすく、
南西の裏鬼門は想像より室内の気温が上がります。

そこで家相と言うジャンルを使いながら
命の危険がある間取りやゲリラ豪雨で雨漏りするような家を
避けた方が良いですよ、と

説いているわけです。



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プロフィール

一級建築士、住宅設計を主に手掛けています。設計に携わって30年、家相とか風水はあてにすると根拠も薄く面倒ですが、邪魔にすると失敗することもあります。施主の要望で風水や家相はいやというほど学びました。調べた結果、バッサリ切り捨てるほどうそでもないです。現代の住宅でこのぐらいは押さえておきたいということを真剣に解説します。家相や風水のとらえ方の参考になれば幸いです。

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