家相的にやってはいけない玄関の位置

ビルトインガレージと家相

ビルトインガレージのある間取りと家相の関係についてお話ししていきたいと思います。

家の家相を考えるときにビルトインガレージがあるというのはあまり多くありませんが、
ビルトインガレージから濡れずに家に入るという間取りに憧れを持たれる方や、
リビングや書斎などからガレージを眺めながら暮らすという
車好きの方もういらっしゃいます。

ビルトインガレージが家の画像を考えるときに
よくないと言われているのは二つの理由があります。

一つ目は耐震性の問題です。

この問題は住宅部分に比べて壁の量が少なくなるということや
スパンは非常に長くなるということが原因になっています。

1台ごとに柱を設けるなどの対応や梁のせいをサイズアップする方法や
ガレージ部分を鉄骨で作るもしくは鉄筋コンクリートで作るなど
工夫をして強くすることでも問題は解消できます。

二つ目は断熱性の問題があります。

ガレージ部分がある場所の上の階は冷えやすくなってしまうということが起きやすいためです。

対応策としてはガレージの天井部分に断熱を厚く入れておくということです。
2階の床が冷えないように対処していけばこの問題は解決できます。

ですが、基本的には別棟でガレージを作るというほうが合理的で
住宅への構造的な負担もなくなります。

そのため、ガレージは別棟というのが一般的になっています。

ビルトインガレージの問題は風水の問題とは
また違った技術の問題で解消できることですので
家相上良くないということで諦めなければいけない間取りではありません。

駐車場の空気が室内へ入ることも
体調管理の上でよくないので換気窓を設けるなど
間取りには気を付けましょう。

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