日本人が住宅を建てるときに家相を気にするという場合があります。
例えば玄関の方位であったり、トイレの方位だったりすることがあります。
玄関やトイレが鬼門の北東方向にないようにするなどのものです。
そして家相の中に張りや欠けなどについても気にしていくということがあります。
特に欠けについてですが正方形の家の間取りに対して
鬼門の北東の方向の間取りが少し欠けているといった場合に
あまり良くないと言われることがあります。
実際に吹き溜まりになるという意味で壁の劣化や雨が吹きつけて
通常の正方形よりは痛みやすいといったようなことがあると思います。
家相とか風水などと言うと根拠が薄いような感じもしないわけではないですが
欠けている所が他よりも弱くならないかといったらそうではありません。
実際のところ強い風が北東から吹きつけた場合に
窪んだ所に風が入った場合そこで吹き溜まりになってしまいます。
例えば家のコーナーなどもゴミがたまりやすくなったり
汚れやすくなるというのは見たことがあると思います。
入り済みは汚れやすいというのが事実です。
耐震的には少し欠けているというところで地震力の伝わり方
バランスが悪くなると言ったことはあります。
正方形と比較してという話になります。
その場合構造計算してあれば安心度は高まると思います。
最も欠けで一番気にしなければいけないのは屋根の形状になります。
欠けを作った時に屋根に谷ができます。
正方形の屋根と比較すると谷の部分ができてしまうので
あまり谷が多い屋根の形状や複雑なお家を作ると
雨漏りの原因になることがあります。
特に最近ではゲリラ豪雨とか記録的な風雨を伴う
台風などがありますので複雑な屋根形状になるような
間取りプランは避けたいところです。
ですからかけのある住宅をつくる時は
屋根形状を心配して雨漏りのしないような形状にする
というのが大事になってきます。