家相と言うと、玄関の配置やトイレの位置だけでなく
張りや欠けという家の間取りの形状のことも含みます。
今回は張り欠けがいかに重要かということを体験談から解説します。
家の形で張り欠けのない家というのは正方形や長方形の四角い間取りのことを言います。
凸型の家は張りのある家になります。
凹型の家などは欠けのある家になります。
L字型の家は張りのある家か欠けのある家になります。
最近は台風の勢いもすごくて風の勢いも尋常じゃありません。
そしてゲリラ豪雨というのも1時間の雨量が尋常じゃないです。
20年に一度の災害30年に一度の災害
50年に一度の災害などニュースではよく聞く話です。
要するに観測史上最悪の状態になっているということです。
張りや欠けというのは風の影響をもろに受けます。
特に隅角の隅は吹き溜まりになり壁がもろに風を受けて劣化します。
それが続くと雨が壁から浸入するという事例も多く見られます。
そして屋根形状も谷になる部分が生じます。
谷というのは雨が集まってしまうので
通常よりも雨水の量を集めて多くなるために
雨漏りのリスクを増加させてしまうのです。
より雨や風に強い家を望むのであれば
張り欠けのできるだけない屋根形状のシンプルな家がベストです。
実際に私が見たことのある事例では、
壁の隅から雨水が内部に入りこんで床付近に水がたまって腐っていました。
屋根からの雨漏りならまだしも壁から水が入るなんて普通思いませんね。
張り欠けはそのリスクを軽減できるので
家相を重視することは現代の家では重要なのです。
実際に建築に携わるハウスメーカーや工務店は
台風が来るたびに待機しているはずです。
今までは考えられないなにかあるのではないかとスタンバイしているのです。
備えあれば患いなしです。