家相や風水に使う方位は地図の方位と違うのか?

家相や風水、玄関の位置のよしあしを調べる前に、
家相や風水で診断する方位と方位磁石の指す方位との違いを知っておく必要があります。

真北と磁北の違いがあり角度にずれがあるからです。

家相や風水に使う方位は真北(しんぼく)です。
北極点から南極点を結んだ子午線を結んだ地図といっしょの北です。

建築確認申請などの書類や図面も真北を採用していますから
住宅の間取りの図面に記されている北といっしょの方位です。

地図での北の位置は北極点を北にした北です。
北極星が真上にあるのが北極です。

それに対して磁北は磁石が指す北で、
東京の場合真北から7度のずれがあります。

家相で使うのは真北で北極星を北とする地図といっしょの北です。

磁北はカナダの北の北緯78度、西経98度付近にあり、
日本では西側に偏よって補正されます。

磁北は磁石が指す北です。

札幌で9.2°、東北地方で8度 東京・名古屋・大阪で7度、
九州南端で6度、那覇で4.1度 西にずれます。

家相や風水は、地軸や磁場の影響を受けるため
磁北を採用される方もいらっしゃるようです。

人間の体や生活や気象などは磁場の影響を受けると言う考えです。

一般的には真北を採用する方が多数で、
住宅の設計図などに記載されたり申請に使うのも真北でいっしょです。

現地で方位磁石で北を測定してしまうと
7度ずれてしまうので注意が必要です。

鬼門のトイレは冬によくない理由

寒い季節になるとトイレを寒いと感じる方と
全く寒くないと感じる家の方がいると思います。

例えばマンションのトイレです。

マンションは戸建てと考え方が違って
トイレに窓をとることを最初からあきらめているので
お風呂や洗面やトイレは便利な位置に配置しています。

換気の機能よりも利便性を追及するため
ベッドルームとLDKの中間に配置します。

センターコアと呼ばれることもあります。

そのため、トイレにいても冬に寒いと感じないことが多いのです。

戸建て住宅の場合水周りに、窓を設けることで
換気ができる、自然光を取り入れるなどのメリットを重視します。

そのため外周に面した場所に配置されることが多くなります。

その中で最も冬に寒くなるのが北東の換気が吹き付けるエリアです。
そのためトイレを北東に配置した場合は温度差が他の部屋よりも出てしまいます。

ヒートショックなどで体調を崩す、
あるいは高齢者の場合、重大な事故につながるリスクもあるのです。

そのため、家相的にトイレを鬼門の北東から避けるというのが
今でも根強く残っています。

古くは中国で北東から敵が攻めてきたために
北東方位が忌み嫌われて鬼門と呼ばれましたが、
今の日本の家相では、違った意味に変化して伝わっています。

事務所や工場、店舗の家相について

今回は気になる店舗の家相についてです。

住宅の家相と同様に張りや欠け、鬼門や裏鬼門が関係するか?
ということですが、店舗についても同様のことが言えます。

事務所や工場、飲食店など自分でお店を開く場合や
新築する場合は鬼門や裏鬼門に欠けがないように設計しましょう。

事務所や工場の快適さは生産性にも反映するので
住宅と一緒の考え方でよいと思います。

鬼門、北東方向と裏鬼門の南西方向に玄関や勝手口を作るのも
良く無い方位になってきます。

北東は冬場に寒い風が一気に内部まで入り込んできますし、
夏場の裏鬼門の玄関は温度が上昇し手不快な空間になります。

問題はレンタルする場合、貸店舗を借りる場合です。
こればかりはどうしようもないので、
契約前に玄関の方位を確かめておく必要があります。

もし気になるようでしたら
心機一転移転を検討する方法もあります。

既に自社ビルを持っていて入り口に問題がある場合は
リフォームなどで玄関を変えるのも一つの方法です。

事務所に関しても言えと同様に張り欠けのない建物であれば
構造的に安定して地震や災害に強く、
社員という財産、家族同然の人材を失うこともないでしょう。

子供部屋に向いている方位とは

今回は子供部屋の位置、方位についてです。

子供の部屋に適した方位というのは
多くの人は南側と思っていますが、そうでもないのですね。

南向きの部屋というのは確かに日の光を浴びるため
精神的な安定のためにはよい場所になります。

太陽の光を浴びるということは脳内物質のセロトニンを分泌させます。

セロトニンの分泌は心を穏やかにさせる効果があり、
心の不安などを取りのぞいてくれる効果があります。

日光を浴びることでうつ病の治療に効果があります。

とはいえ、日のあたりすぎの部屋はどうなるかというと、
例えば南側の部屋ですが、遊びに行きたくてそわそわします。

健康的に育つけど勉強部屋には向かないということです。

西側はどうかというと、午後は暑すぎて勉強できず、
午前中は暗い部屋になります。

蓄熱するので夏の夜は不快な温度が続きます。

東窓の部屋が子供部屋には最適と言われるのは、
朝日を浴びて健康的に寝起きができて、
勉強にも適しているからです。

家相を気にするメリットとは

家相と言う言葉を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか?

これから新築する人も少しは気にするものです。

運気とか運勢を気にする人が多いため
家相もそのような意味合いで気にする場合が多いと思われます。

家相と呼ばれる方位を気にする場合スピリチャルな性質で
科学的根拠がないように感じますが、
気にしておけば損はないようなことも多いのです。

例えば玄関の位置ですが、北東の鬼門を避けるのには理由があります。
昔は北東から敵が攻めてくるという中国の言い伝えで
北東の方位の玄関から悪い気が入ってくると言うことで
嫌われる方位でした。

実際には強い北風を受けるので
ドアを開けると一気に外部の冷たい空気が内部に流れ込むことや
玄関ドアがあおられて故障の原因になることから
避けたほうが無難とはいえます。

逆に南西の裏鬼門の玄関は西日で温度が上がりやすく
夏には不快な温度に達してしまうので
玄関を通るたびに気分が悪くなるということがあります。

南東の玄関のほうが朝にさわやかに出かけられると言うこともあります。

トイレもまた北東が嫌われるのは温度差のことがあります。
冷えすぎたトイレは心臓に負担をかけるため
ヒートショックなどで倒れてしまうこともあります。

トイレや浴室や洗面脱衣室に暖房をいれることで
現代の住宅では解消できますが、温度差には注意が必要です。

南西の裏鬼門のトイレは小便などの飛沫が温度上昇で
においなど不快な現象を起すのであまりよくはありません。

今のトイレは脱臭や除菌、自動洗浄機能が付いているので
さほど気に名ならなくなりましたが
温度上昇で内部の空気は不快なレベルになりやすいことには変わりありません。

今でも家相を気にするという人がいるのは
気にかける家作りのメリットとデメリットがあるからといえます。

張り欠け と 家相 がなぜ重要なのか?

なぜ張り欠けと家相が重要なのか?

それは耐久性の高い家を作れるからです。

凸凹のない間取りを作ると何が良いのか?

それは、屋根形状がシンプルになります。

そうするとゲリラ豪雨や台風に強くなります。

なぜならばシンプルな屋根形状は雨漏りしにくいからです。

逆に複雑な間取りと屋根形状は雨漏りのリスクを誘発します。

公共物件なら良いですよ。
国のお金で雨漏りを直せますから

建築家の幻術的な作品は税金で直しても価値あるものです。

しかしながら、個人所有の家でそのリスクは避けたいですね。

雨漏りしにくくて構造的に安定して耐久性の良い家のほうが
良いに決まっているのです。

ですから、間取り的には張り欠けのない家のほうが耐久性に優れ
できるだけシンプルな形状のほうが構造的にはアクロバットなことをしなくて済みます。

ここで大事なこと

複雑だとだめですか?芸術性の高い家はだめですか?
ダメじゃないです。

初期費用とメンテナンス費用さえ払える財力があれば
見栄えの良い面白い家のほうが価値があります。

個性的でセンスの良い家を持てば周囲から認められるでしょう。
現実に社長や芸能人やアーティストが
ありきたりのセンスの悪い家に住んでいたらがっかりしますね。

家相や張り欠けを重視するのは
あくまでも一般的にリスクが少ない方向性を示しているだけなのです。

家づくりをする時どこまで家相を信じればよいか?

家づくりをするときになって、
家相をどこまで抑えておけばよいかという判断についてです。

まったく悩まない方もいれば、
とても気にされる方もいます。

家相を気にするしないという問題は家を持つ方の判断によります。

一般的にはトイレや玄関などを
鬼門の北東からはずしておくというのが言われます。

これも断熱性能のアップや、玄関ドアなどサッシの性能のアップなどで
昔ほど急激な温度低下や、建材の劣化などにさらされないので
現代では他の方位の条件とさほど変わらないだろうともいえます。

その方位にトイレがあったから冷えすぎて
ヒートショックで心臓発作が起きるなら、
他の方位にあっても起きた可能性もあるからです。

ではまったく、無視してよいかということについてです。

家づくりを進めるに当たっては
一度検討するということが最も重要なポイントです。

家相について家族で話し合った結果で

①全く気にしないという方針にした。
②玄関とトイレだけ鬼門方位からはずした。

検討してから決断したしないでは、今後の展開が大きく変わります。
というのは、科学的根拠があるなしにかかわらず
家相のことを言ってくる人が後から出現するということです。

日本においては全国的にポピュラーな言い伝えであるので
あたかもそれが正しというぐらいに言う友人や知り合いが出てきたとき、

十分に検討して、話し合って決めたことだと説明できることが重要になります。
きっちりした態度で自分のプランが正当化できないといけないのです。

そうでないと、着工間近でのプラン修正や
設計中盤での大きな変更になり
家のクオリティーを落としかねません。

変更がなくても時間のロスをすることになるので
あらかじめ自分で決めておくというのが大事です。

家相については科学的に云々いうよりも
多くの人が知る言い伝えで、逃げられないということと

家の張り欠けなどの凸凹はないほうが
屋根の形状もシンプルでゲリラ豪雨に耐えるようになるし
構造的に安定して良いので、家相を排除するメリットがないこともあります。

また、別問題で商売をされている方が家相を気にする場合があります。
商売とは切り離して考えるべきだと思いますが
関連付けたいのが人間のようです。

家を建てたら税務署が厳しくなったとか
手持ちの現金が減ったのは運気のせいではなく、
別の問題と考えられます。

現実的な思考回路で物事を判断するべきです。

家相とは

家相がなぜ現代まで重視されるのか?

それは、リスクが少なくなるからです。

家を長持ちさせるためには、凸凹がないほうが良いです。

なぜならば構造的にシンプルなほうが耐久性が高く
シンプルな間取りのほうが屋根形状もシンプルで
雨漏りのリスクが軽減されます。

鬼門というのは北東の方位のことを指します。

中国の言い伝えで悪い方位の起源は
北東から敵が攻めてくるからというものです。

それが言い伝えになって今に残る理由は
なぜだと思いますか?

いまは敵は攻めてきません。
戦争状態ではないから。

それでも鬼門の北東は冷えやすく、
南西の裏鬼門は想像より室内の気温が上がります。

そこで家相と言うジャンルを使いながら
命の危険がある間取りやゲリラ豪雨で雨漏りするような家を
避けた方が良いですよ、と

説いているわけです。



最近の投稿

プロフィール

一級建築士、住宅設計を主に手掛けています。設計に携わって30年、家相とか風水はあてにすると根拠も薄く面倒ですが、邪魔にすると失敗することもあります。施主の要望で風水や家相はいやというほど学びました。調べた結果、バッサリ切り捨てるほどうそでもないです。現代の住宅でこのぐらいは押さえておきたいということを真剣に解説します。家相や風水のとらえ方の参考になれば幸いです。

ブログロール

PVアクセスランキング にほんブログ村