避けた方が良い寝室の方位と場所
寝室の場所は南が良いか東が良いか
北か西側が良いのか?
間取りをする時に迷ってしまうことがあると思います。
基本的には光と風が取り入れられればどの方位でも良いですが
勉強部屋ともなると明るすぎる部屋よりは
夏に涼しい部屋のほうが良いでしょう。
近年のように猛暑が続くと西窓を大きく開けすぎると暑すぎるため
カーテンなどで対応しなければなりません。
東窓のほうがさわやかで子供部屋向きといえます。
間取り上、避けた方が良い寝室の位置があります。
①日光の入らない部屋
②風通しの悪い部屋
つまり窓のない部屋、納戸の様な部屋です。
もっと良くないのは地下の部屋です。
1つは風通しの面で問題がああるからです。
換気扇などで換気すればよいと思いがちですが、
実際に建築すると大量の湿気が家中から地下に流れ落ちてきます。
除湿用の専用の機械を入れて何とかしのげますが、
スイッチを切ったらすぐカビだらけの部屋になります。
それだけの湿度になります。
エアコンを入れるにしても、窓を開けての寒気は重要になります。
また、光がないと精神面での健康を害します。
光を浴びることでセロトニンを分泌し、精神を清浄に保つ効果があります。
夜の睡眠のためにも日光を感じることで体内時計を正常に働かせて、
肉体的なことだけでなくメンタルな意味でも健康になります。
逆に地下室の向いて居る部屋はオーディオルームや
シアタールームやダンスの部屋など趣味の部屋です。
外部に音や光を漏らさないので地下が適しています。
外気を入れたくない真夏や冬以外はエアコンに頼らず
窓を開けて換気したいのが日本の気候です。
日当たりだけでなく通風も考慮した間取りの部屋に住むのが
精神面でも肉体的にも健康を保つ良い家相と言えます。
窓のない部屋を作るよりはどの方位でも窓のある部屋で
遮光カーテンやエアコンでで調整した方が良いでしょう。
西側であれば小さめの窓にするなど
通風だけ確保する方法もあります。