地震に弱い家相とは
地震や災害のニュースを聞くと
我が家は地震に強いのかどうかが気になるところです。
建築基準法は阪神大震災以降2000年におきな改正があり
最近の建築の基準では、数百年に一度発生する地震に対して、
倒壊・崩壊しないようにしましょうという基準になっています。
計算を進めているとより強い建物というのが計算で分かります。
一言で言うとバランスのよい形状で偏りがない建物です。
バランスのよい形状というと左右対称とか正方形、長方形があります。
必ずしも四角くなければならないということはありませんが
変形した場合構造計算することで、
弱い部分の構造体を強くバランスをとります。
病院のナースステーションや1階駐車場などの部分が壊れる例は
壁が少なく上が重すぎるというバランスの悪さによります。
瓦屋根がのっているのに壁や柱が少ない場合も
家が崩れている現場をニュースで見ることでしょう。
左右のバランスと上下の重量のバランスの悪い建物が
地震に弱い家相といえます。